校正漏れ(by友岡)

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新刊!
『会計士の誕生――プロフェッションとは何か』(税務経理協会

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新刊が出ると、しばらくの間は頁をめくりたくありません。
校正漏れ(誤字・脱字等)を見つけたくないからです。
新しい本が出た、という喜び\(^o^)/に水をさされ、ヘコんでしまうからです。


それまで何度もゲラ刷りに目を通しているのに発見できなかった誤字等が、本が出来上がって、パラパラっとめくった瞬間に目にとまる。そうしたことはかなりあります。
だから、新刊が出てしばらくの間は頁をめくりたくありません。
こうした気持ちは、少なくともボクだけのものではないらしく、某出版社の編集者のI氏も「同じです」と言っていました。


で、かなり時間が経って、新刊が出た喜びが落ち着いてから、ようやくちゃんと読んでみますが、そこで校正漏れを見つけても、まあ仕方ない、といった程度で済みます。
そういえば、昨日、たまたま去年の8月に出た『会計学はこう考える』(ちくま新書)をめくっていたら、校正漏れを見つけてしまいました。
まあ仕方ない、とは思いつつも、ちょっとヘコみました。


これまでの15冊の本の中で校正漏れがなかった(まだ発見されていない)のは『六本木ママの経済学』(中経の文庫)の1冊だけです。


というわけで(?)今回の『会計士の誕生』は既に校正漏れが見つかっています。
出来上がったその日に‘うっかり’見つけてしまいました。
しかも3か所も。


しばらくヘコんでいました。(ToT)


ただし、「‘しかも’3か所も」と書きましたが、実は複数箇所の方がマシです。
1か所だけだと、あそこさえ見落さなかったら完璧だったのに、とかなり悔しいのですが、複数箇所の場合は、もう仕方ない、とかえって諦めが付くからです。
(変かもしれませんが。)