日々テンヤワンヤ(by友岡)

昨日は、卒業式の代わりに、代表学生に対する学位記授与が行なわれ、ウェブで動画配信されました。


他大学も同様のやり方を採ったところが少なくないようですが、例えば東大も慶應も同じことをやりながら、東大は卒業式の‘縮小’を表明し、慶應は卒業式の‘中止’を表明しました。
どちらがよいということもありませんが、慶應の場合は、卒業式はやっていない、ということになるので、いつの日か改めてやろう、ということも含意されています。


それはさておき、日々テンヤワンヤです。


昨日も会議、会議、会議の一日でした。
臨時の大学評議会では、全学部長等に対して、留学生の特殊事情について説明し、色々なことを要望しました。


結局、入学式は延期、授業の開始は
・日吉キャンパスの学部は4月25日
・三田キャンパスの学部は4月15日
・ボクの所管の留学生についてはGW明け
ということになりましたが、まだまだ解決しなければならない問題が山積です。


他大学は早稲田をはじめとしてGW明けに開始のところも少なくないようで、その点、慶應は、我が道を行く、という感じです。


「上野の彰義隊の戦いで江戸市中が混乱のさなかにあったときにも、福澤先生はいつも通りにウェーランドの経済書の講義をしていた」
という慶應内では有名な話を引き合いに出して、是非とも早めに開講しよう、と主張する声が強かったからです。


(ちなみに、ここ数日の慶應内の一部では、この手の主張をする人達のことを「ウェーランド派」と呼んでいます。)


そういえば、入学式の‘ダークスーツ’も延期になりました。
新しい南校舎の竣工式も中止になりました。