記念号(by友岡)

『三田商学研究』の伊藤眞教授退任記念号がやっと出来上がりました。


「やっと」というのは、本当なら8月下旬に出来上がるはずだったからです。


もっとも『三田商学研究』のような大学紀要は通常号でも刊行スケジュール通りには出ないもので、ましてやこの手の記念号はかなり遅れて出るのが当たり前です。


通常号は‘書きたい人が書くもの’ですが、この手の記念号の場合は編集者が依頼して‘書いてもらう’というのが普通なので、なかなか原稿を提出してもらえないこともあり、また、〆切をかなり過ぎても、原稿未提出者を執筆者リストから削除することができず、したがって、かなり遅れてしまうというわけです。


しかし、ボク(この記念号の編集者)はそうしたことが嫌いなので、できる限り予定通り刊行すべく、


・原稿の〆切日についてかなりサバを読んだり、
・〆切までに原稿の提出がなければ、誰だろうと掲載しない、という方針を明示したり


といった策を講じたのですが、諸般の事情により、2か月も遅れてしまい、残念です。


(なお、ボクの掲載論文は昨年の秋に脱稿したものなので、どんなことを書いたのか、もう忘れていました。)