H先生(by友岡)

昨日、文科省関係の某会議に行きました。


そうしたら隣の隣が旧知のH先生の席でした。


H先生は○○○○大学の前学長で、今は○○○○○○学会の会長です。


昔々その昔(?)、留学先のGlasgowで一緒でした。


ただし、ボクは2年間、ずっとGlasgowに居住していたのですが、H先生は‘あちこち遍歴スタイル(?)’の留学で、Glasgowには1か月程度の滞在でした。


で、その間、しょっちゅう、一緒に飲んでいました。


ボクがGlasgowに行ったのが秋で、H先生は翌年の春に来られたのですが、当時のボクはいつも中華料理店で飲んでいました。


というのは、どういうわけか、Glasgowの中華料理店のメニューには必ず「Japanese Sake」があったからです。


(他方、Glasgowに日本料理店は(むろん?)なく、つまり、日本酒が飲めるのは中華料理店だけでした。)


で、気に入った3、4軒の中華料理店に日々ローテーション的に行っていたのですが、その内に、顔を覚えられて、注文しなくても‘燗をしたJapanese Sake’が出てくるようになりました。


で、H先生が来たのはその頃でした。


Glasgowには不案内のH先生をあちこち連れて行って飲んだのですが、その頃のことを後日、H先生は
「どこの店に行っても、友岡さんの顔を見ただけで、すぐに日本酒が出てくるんで、いやあ驚いた」
と言っていました。


で、その後、何年経っても、この「友岡さんの顔を見ただけで、すぐに日本酒が」の話を繰り返すH先生です。


先日もウチのゼミの大学院生が学会でH先生に挨拶したら、ボクの名前が出た途端、この話になったそうです。