記念論文集(by友岡)

某大学のP先生の記念論文集を戴きました。


この手の、門下生等が恩師に捧げる、といった形で編まれる論文集、すなわち、還暦記念論文集とか、退任(ないし退官)記念論文集とか、古稀記念論文集とかいったものは、
献本用(非売品)と市販用の二種類を作り、
献本用は‘P先生還暦記念論文集編集委員会編’といった形にするのが一般的で、
また、市販用は
・ご本人が編者ということで、‘P編’とする場合
・執筆者(門下生等)の中で一番偉い(一番弟子の?)Q氏が編者ということで、‘Q編’とか‘Q編著’とする場合
があります。


また、
・ご本人のP先生も執筆する場合
・ご本人のP先生は執筆しない場合
があり、執筆する場合の市販用は‘P編著’となったりもします。


(ちなみに、ボクは‘編著’というのが嫌いで、ボクの編著本はすべて‘友岡編’としています。)


記念論文集は、上記の諸形態の内のどれか、とか、執筆者はどのような顔ぶれか、といったことから、そのP先生の人柄や、P先生の属するコミュニティーの特徴(校風?)や、さまざまな人間関係を窺うことができて、興味深いものです。