授与証交付式(by友岡)

未来先導国際奨学金の授与証交付式&懇談会が行なわれました。


この未来先導国際奨学金は、特別に優秀な留学生で慶應の大学院に入学する者、が選考対象で、とても高額のものです。


2月に選考が行なわれ、4月に入学したのに、どうして今頃になって授与証交付式?という疑問はさておき、3名の優秀な奨学生の話はいずれも実に興味深く、なかなか楽しい懇談でした。


ところで、交付式の最中に授与証に誤字が見付かってしまい、後日、修正したものを届けることにする、というアクシデントがありました。


で、かなり昔のエピソードを思い出しました。
N先生の「貸借対照表の示す財政状態について」という論文が某学会の学会賞を受けたときのことです。
N先生が授与式で学会長のI先生から賞状を受け取ろうとしたら、I先生がニヤニヤしながら賞状の或る箇所を指差しています。
で、見てみたら、なんと「貸借対照表の示す財政状‘熊’について」と書かれています。
その場ではその賞状を受け取ったN先生でしたが、その後、修正版をもらったのでしょうか?


ボクの一冊目の本が某学会の学会賞を受けたときのことも思い出しました。
賞状を授与されて自席に戻ったところ、学会の幹事の先生がやってきていわく、「実は、今日、学会の印鑑を忘れてしまいまして……で、その賞状にはまだ押印がしてありませんので、申し訳ありませんが、一旦、お返しいただいて、で、押印してから改めてお届けします」。
というわけで、もらったばかりの賞状を取り上げられてしまいました。
そういえば、あの賞状、どこにしまってあるのか……行方不明です。