2014-05-26 『浮雲』(by友岡) 夜、どうしても寝つけないので、読書でもしようかと思ったのですが、なかなか適当な本がなく、しかし、本棚の片隅に、一度も読んだことのない、かなり古びた一冊を見つけました。 林芙美子の『浮雲』です。 で、読みだしたら、実に衝撃的で、途中で止めることができず、とうとう明け方まで読んでしまいました。 奥付には 「昭和二十六年四月五日発行 昭和二十六年七月十五日五版発行」 とあり、 見返しにはペン書きで 「July 16, 1951 Kazuko Tomooka」 とあります。 亡母が17歳、高校生の時に買った本です。