『浮雲』(by友岡)

夜、どうしても寝つけないので、読書でもしようかと思ったのですが、なかなか適当な本がなく、しかし、本棚の片隅に、一度も読んだことのない、かなり古びた一冊を見つけました。


林芙美子の『浮雲』です。


で、読みだしたら、実に衝撃的で、途中で止めることができず、とうとう明け方まで読んでしまいました。


奥付には
「昭和二十六年四月五日発行 昭和二十六年七月十五日五版発行」
とあり、
見返しにはペン書きで
「July 16, 1951 Kazuko Tomooka」
とあります。


亡母が17歳、高校生の時に買った本です。