ゲラ(by友岡)

ゲラが届きました。


で、‘30秒’は楽しみました。


前にも同様のことを書きましたが、ものを書く仕事は4回も楽しめます。


①原稿を書き終えた時に嬉しく、
②ゲラが届いた時に嬉しく、
③その本や掲載誌が実際に刊行された時に嬉しく、
④読者等から反響があった時(褒められた時)に嬉しい、
ということです。


ただし、②の嬉しさはせいぜい30秒程度です。


ゲラが届いて目を通しかけた時は嬉しいのですが、
30秒も経つと、
これから面倒な校正をしなければならない、というウンザリ感が……。


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以上は前に書いたこととほぼ同様ですが、
ゲラの‘分量’について追記します。


ゲラの分量とゲラが届いた時の嬉しさは相関しません。


本1冊分のゲラでも、1頁程度のコラム等のゲラでも、届いた時の嬉しさは同じです。


しかし、その後の校正の大変さを考えると、ゲラの分量とウンザリ感の程度は‘比例’します。


しかし、本1冊分の場合には、少しは校正漏れがあっても仕方ない、という感じもありますが、1頁程度のコラム等の場合には、些細なミスも目立ってしまうため、校正漏れは許せません。
というわけで、ゲラの分量が少ない方が校正の‘要真剣度’が高く、その意味ではゲラの分量とウンザリ感の程度は‘反比例’します。


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いずれにしても、‘30秒’のあとは一杯やりに萬來舎に行ってしまったので、校正は未着手です。