前の記事で紹介した『仕訳でかんがえる会計学入門』を読了しました。
この本の特徴にして特長は、むろん、‘仕訳’です。
仕訳は会計業界人の共通言語というか、業界用語というか、jargonというか、
とにかく業界人的には便利なもので、
「それって仕訳はどうなるの?」といった遣り取りがよくなされます。
しかし、その反面、業界人以外の人にとっては参入障壁になります。
「仕分け」と「仕訳」の違いを知らない人が殆どでしょうし、
いや、「仕訳」という語を知らない人が殆どでしょう。
「仕訳を知らないと会計を知っていることにならない」と言う人もいますが、
会計を知っている、とはどういうことでしょうか?