卒業論文(by友岡)

今日は卒業論文の提出日です。
今日は日曜日ですが、うちのゼミはずっと、曜日とは関係なく卒論提出は12月20日、と決めています。


ただし、提出してもらうのは原稿で、これから(卒業論文係の諸君が)その原稿を整理、編集し、年明けに『卒業論文集』として製本したものをボクが読んで成績をつけます。


昔の卒論は200字詰め原稿用紙に手書きで、各人の分が150〜200枚位あったので、各人で製本していましたが、ワープロの時代になったので、1頁の文字数が増えて(例えば40字×36行=1,440字)各論文の頁数が減ったので、論文‘集’として製本することにしました。
もっとも、手書きをしていたのはずっと昔、うちのゼミの発足よりも前のことです。友岡ゼミができたときにはもうワープロの時代でした。ちなみに、来春、卒業する諸君は第16期生ですから、今回の『卒業論文集』は第16巻になります。


ボクの場合は卒業論文は手書き、修士論文も手書きで、助手になって暫くしてからワープロの時代になりました。
ただし、200字詰め原稿用紙で原稿の量を考える習慣はいまだに変わりません。
卒業論文は、200字詰め原稿用紙200枚、と考えます。
例えば(40字×36行=)1,440字というワープロの1頁も、1,440字÷200字詰め=7.2枚、と200字詰めに換算してしまいます。
そして、200枚÷7.2枚≒28頁、として、卒論は28頁以上を要求しています。


「先生、ちゃんと読むんですか?」と訊かれたりもしますが、かなり楽しみながらかなりちゃんと読みます。