続・〆切(by友岡)

昨日のブログについて幾つか質問のメールを戴いたので、少し書き足します。


〆切が気になるのは、要は、心配性だからです。


学生時代の試験でも、一夜漬けというのができませんでした。


前日になって急に風邪でも引いて勉強できなくなったらどうしよう、という心配から、一夜漬けなどということは怖くてできませんでした。


現在の執筆についても、〆切が迫ってから急に忙しくなって執筆時間が取れなくなったらどうしよう、という心配から、早め早めに書いてしまいます。


ちなみに、「僕は〆切が来てから書き始める」といったことを偽悪的に豪語する人も少なくありませんし、また、「僕は〆切ギリギリの追い詰められた状況で、火事場の馬鹿力的な状態にならないと書けない」といった声もよく耳にします。


しかし、たまには‘真っ当’なことを言えば、本当にcreativeなものは‘余裕’の中からこそ生まれる、と思います。


例えば同じ10日間という執筆期間でも、‘〆切直前の10日間’と‘〆切の1か月前の10日間’では違います。


〆切直前の10日間の方が書ける、という火事場の馬鹿力型の人も居るでしょうが、〆切の1か月前の10日間は、余裕の10日間、です。


余裕の10日間の方がよいものが書けると思います。
(ボクの書くものがよいものかどうか、はさておきます。)


今日は土曜日です。
朝から派遣交換留学生の面接選考をやっています。
来年の秋から、主として欧州・北米の協定大学への留学を希望する諸君、が対象です。