今日は朝から終日、留学生対象の未来先導国際奨学金の選考会議(面接ほか)を行ないました。
来日前の奨学生候補者とは遠隔通信システムを通じての面接なので、途切れることも多く、「Can you hear me?」の連呼です。
それはさておき、
この未来先導国際奨学金は、特別に優秀な留学生で慶應の大学院に入学する者、が対象で、入学する研究科の学費によって額に幅がありますが、
最高だと950万円も貰える、
というかなり特別なものです。
慶應義塾の懐具合も苦しい中、そしてまた、一般の日本人学生に対する奨学金の充実を求める声が高まる中、
どうして留学生にこんなに手厚くするのか、
という声も少なくなく、減額の提案もなくはありませんが、特別に優秀な留学生に特別の待遇を、という趣旨の下、
手厚さ(高額さ)をアピールして優秀な留学生を世界中から集める、
ということにはそれなりの意義があろうかと思います。
要するに、高額だからこそ意味がある、ということで、予算がないなら、人数(支給対象者数)を減らしてでも、高額さは維持すべき、ということです。
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ところで、昼休みにちょっと研究室棟に戻ったら、今日は土曜だというのにいやに人が多く、どうしてだろう、と思ったら、今日は教授会でした。
いつもは土曜に教授会などありませんが、入試の時期は特別です。
いずれにしても、ボクは奨学金の選考会議のために教授会は欠席。
なので、教授会があるなんて、すっかり忘れていました。