某書店の古書・稀覯書カタログに
“Report of the Trial of the Directors of the City of Glasgow Bank”
(『シティー・オブ・グラスゴー銀行取締役の裁判記録』)
という1879年刊の書が載っていました。
紹介文は友岡著『歴史にふれる会計学』が長々と引用されています。
実に懐かしい“Report”です。
この“Report”との出遇いがあったからこそ、
グラスゴーに留学し、
シティー・オブ・グラスゴー銀行の粉飾倒産を扱った処女作『近代会計制度の成立』を書いたのです。
ちなみに、142,560円です。
(ボクの研究室の書架には2冊あります。留学中、グラスゴーの古書店で見付け、既に持っているにも拘らず、つい買ってしまいました。)