アラスター・グレイ(Alasdair Gray)の『哀れなるものたち(Poor Things)』(1992年)を読了しました。
‘なかなか’ の小説で、
昨年、エマ・ストーンの主演で映画化されているようです。
しかし、
‘スコットランドらしさ、グラスゴーらしさ’ が醍醐味なのですが、
映画のウェブサイトをみてみたら、
なんたることか、映画はイングランドのロンドンが舞台となっていました。
グレイ(1934年~2019年)はグラスゴー出身で、スコットランドを代表する小説家です。
ロンドンにしてしまっては ‘台無し’ のような……。