続・卒業論文(by友岡)

今日、ゼミの卒業論文係が『卒業論文集 第16巻』を届けにきてくれました。


12月20日のブログに書いたように、ウチのゼミの場合、卒業論文は年末に各自の原稿を提出してもらい、それを卒業論文係が整理、編集し、年明けに『卒業論文集』として製本し、それをボクが読んで成績をつけます。
卒業論文係の諸君、ご苦労様でした。)


というわけで、さっきから卒業論文を読んでいます。
むろん、かなりの力作もあれば、どうにかこうにか所定の頁数(28頁≒40,000字)には到達した、という感じのものもありますが、総評としては、それなりに、論文集、になっています。


半分くらい読んだところで、ふと書架に目をやると、ずいぶん昔のボクの卒業論文がありました。で、久し振りにめくってみました。


『「会計測定基礎委員会報告書」に関する考察』。


1971年にアメリ会計学会(AAA:American Accounting Association)から公表された‘Report of the Committee on Foundations of Accounting Measurement’という報告書における議論を取り上げた論文(200字詰め原稿用紙477枚)で、それなりに頑張って書いた記憶があります。


自分で言うのもなんですが、あの頃はよく勉強していました。
特に大学3年〜大学院修士1年の3年間は、もしかしたら、人生で最も勉強した時期かもしれません。


ボクの専門的知識の大半はあの3年間にインプットしたものですし、そうしたなかで上記の卒業論文を書いて、大学院に進学して、修士の1年の内に修士論文を書き終えて……。


でも、その後は勉強しているのでしょうかね?