続・目路はるか教室(by友岡)

普通部の目路はるか教室の話のおまけ、というか、「中学生にどんな話をしたんですか?」といったメールをいくつか戴いたので、もう少し書きます。


実は昨年のこの講座では弟が講師を務めていました。


そのときのパンフレットによれば、演題は「新しい分子を創る」で、‘科学者(化学者)の仕事’と‘有機化学(とやら)の基礎’について講じたようですが、今回のボクの授業の出席者のなかにも、昨年の「新しい分子を創る」の受講者が何人か居ました。
弟の授業と比べてどうだったか、がちょっと気になります。


ところで、ボクはどういう演題でどういう話をしたのか。


再来年に刊行予定の『「目路はるか教室」の記録』という本に収録予定の「授業の要旨」を先週末に提出したので、それをブログに載せられたらいいのですが、ちょっと世間の顰蹙(?)を買いそうな内容なので、やめておきます。


化学者の弟は化学の話を、ということからすれば、一応、会計学者のボクは会計の話を、ということになりますが、
 Ⅰ.大学教授の話
 Ⅱ.大学の国際化の話
 Ⅲ.キャンパスツアー
 Ⅳ.会計の話
という予定が(脱線が多くて)大幅に狂い、Ⅳの会計の話の前で時間切れになってしまい、テキストとして配った『「会計」ってなに?』(←小・中学生向けに書いたものです)を「あとで気が向いたらめくってみて下さい」ということになってしまいました。


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先日、オーストラリアから帰国したN教授によれば、なんと(!)オーストラリアの日本人学校の図書室に『「会計」ってなに?』があったとのこと。


有り難いことです。