訓辞(by友岡)

今日は派遣交換留学生(交換留学協定によって海外の大学に留学する慶應の学生)のためのオリエンテーションがあります。


まず朝から‘渡航前オリエン’というものが行われ、午後には‘合格者オリエン’というものが行われます。


渡航前オリエンというのは、7月に行われた学内選考に合格して、その後、留学の準備期間を経て、来年の2〜3月頃にオセアニア等での留学に出発する諸君のためのオリエンです。


合格者オリエンというのは、先月、学内選考に合格したばかりで、これから来年の夏まで色々と準備して、来年の8〜9月頃に北米やイギリスや北欧等での留学に出発する諸君のためのオリエンです。


つまり、派遣交換留学生は、まず学内選考に合格した直後にオリエンがあり、その数か月後にまたオリエンがある、というわけです。


どちらのオリエンにおいても、ボクは「所長挨拶」と称して‘訓辞’を垂れなければなりません。


まずは似たような話をするのですが、微妙に違う話をします。


数か月前に聴いた‘訓辞’を憶えている学生なんかいるわけありませんから、その違いは誰にも分からないでしょうが……。