このところ、何冊か貴重書を購入することができました。
もちろん、今秋の貴重書展示会がらみの購入です。
‘この際だから’とか‘この機会に’とかいうことで、わりと高額なものも購入できる、というわけです。
で、一番の目玉は
Simon Stevin著の
Wisconstige Ghedachtenissen
(の初版では、残念ながら、なく)
のフランス語版の初版(1608年刊)
Memoires mathematiques: contenant ce en quoy s'est exerce le tres-illustre, Prince et Seigneur Maurice prince d'Orange, conte de Nassau......
です。
ただし、高額とはいっても、8桁は行っていません。
その他、例えば
Alexander Allan Shand著の
『銀行簿記精法』
も購入しました(これはあまり高額ではありませんが)。
このShandの本は、慶應の図書館にはなかったものの、この度の貴重書展示会の構成上、できたら展示したい、ということで、場合によっては、一橋大学の図書館から借用しようと考えていました。
以前、一橋大学の図書館の展示会の際に慶應の所蔵物を貸したことがあって、その際の‘貸し’を返してもらおう、ということでしたが、その後、たまたま(?)某所にて見つけることができ、購入することができました。
というわけで、従来の蔵書に加えて、少し買い足したので、なんとか格好がつきそうです。